いままで と これから を
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10/29
2005 Sat
9bv[-
部屋の片隅で ぱたん と音がした
本棚から落ちた 薄っぺらな冊子が二冊
捲ってみると 中学生の頃の君が居た

同じ学校に、あの頃も通っていたなんて。


全然知らなかった
私があの頃毎日居た運動場に
君も居たなんて


ちいさな衝撃


めまいがした。
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10/28
2005 Fri
in the air
君は最早空気と化し
止め処無く流れる 人の流れの 暗い底
常闇の森で 拾った銀貨は
空に投げれば 星となった

僕の叫ぶ声が聞こえますか


撫肩の男が音も無く階段を上る
ゆったりと風を切る
彼がこちらを流し目に見た時
僕は 口をぽかんと開けていて


昔の記憶を掘り起こしてみたら
土にまみれて 色を失くして
生気なんかまるでなかった

落胆した背中と 用意されたあたたかなベッド。
10/28
2005 Fri
847:
四角い建物と
真っ白なだけの空に愛想を尽かした人々は
匂いのある街を求めた

甘いだけのお菓子と
空気に融解して漂う腹黒い噂話
猫背がちな君の後姿にも
別れを告げた

「君は往ってしまったんだ わかっていた。」

雨が降っていたその日に
何枚も手紙を書いて そうして書く度に破いていた
君は病んでいた

君は 居もしないピーターパンをひたすらに呼び
僕は遠い窓の向こうからピーターパンの振りをした。
10/26
2005 Wed
cause a misunderstanding
思い出す 独特の高い体温
繰り返される深い呼吸
ぜんぶ 失くしたと認めたくない

身近で感じていないと我慢が出来ないよ


泣いてばかりだった ずっと
無理にでも笑っていないと消えてしまいそうだった
消えてしまうことを望んでいたけれど

不安で動けなかった
立ち竦んでいたんだ

ふと見上げたら君と目が合った。
10/25
2005 Tue
ui85
やっと忘れられそうになったのに
どうして今になって出てくるの

知りたくなんかなかったのに
どうして嘘を吐いてくれなかったの

もう決めたのに


私を苦しませたいだけなのなら



私の目も耳も口も奪って。
10/24
2005 Mon
unq''
結局今夜も泣けなかった
叫んでしまいたかったのに
顔だけでも笑っていなければ 明るく振舞っていなければ
死んでしまいそうだった

愛と平和なんて 所詮 夢戯言だ と言ってくれ!


世界中の人に訪れる幸せなんかより
私は 今すぐに 私のための幸せが欲しかったのに
ちっぽけな人間だよ
わかってるけど


君の幸せと私の幸せは もう噛み合うことなんてないのだろうか
紡がれた言葉と甘い体温は 本当は凍えるあのひとのためにある

口では綺麗なことばかり言うくせに
頭の中は真っ暗で

愛と平和なんて虚構だという それだけが
私をまだ 立たせてくれている。
10/23
2005 Sun
empty
胴体がなくなってしまったような感覚
止まない耳鳴り
君の声さえ掻き消されて もう思い出せない

空っぽになってしまったんだ
何も考えることができなくて
涙も出なくて
笑い飛ばすこともできなくて
ただ頬だけがむやみに熱い

私は ただの 物体になってしまったんだ


いっそ空気か水になりたいのに。



私のためだと思っていた歌は
本当は私のものじゃなかった

思い上がりも甚だしい・・・
10/22
2005 Sat
face
真剣な横顔が視界の端に入って
ああ やっぱり諦め切れていない

そう思った


ふいに目があった時 笑顔をくれて


無意識にかけたドアノブの手から
繋がりそうで



もう だめかもしれない。
10/19
2005 Wed
Op.63
私の中にまだ 君がいた間は
寂しいと思うことなんてなかった
大きな虚無に ただ 眩暈がするばかりで
寂しいとすら思えなかったんだ

死は突然訪れて
私には到底追いつけない速さで駆け抜けていった

さようなら さえ 言えなかった


風が冷たくなると思い出す。
10/18
2005 Tue
AAA
あたたかなコーヒーに浮かんだ 眩しい十三夜の月に
ため息をついたら 光は歪んで消えた

あなたが浮かぶ


もう君は 私の名前なんかとうの昔に忘れてしまっただろうか
あの夏の間だけの 短い有効期限
私は一字一句手放せずにいるのに

笑顔も、声も、背中も、夕焼けに伸びた影法師さえも
私のものにはならなかった

君の投げたボールの軌跡が飛行機雲に変わったのを
君は知らないんだろう

全部 魔法で消えた。
10/17
2005 Mon
discuss
夕空を見るとあのときの涙を思い出す
『締め付けられるような切なさ』
陳腐だと笑ったあの言葉 今も何処かで誰かが歌っているはずだ

夕焼けが、青空よりも好きだ と
明るい日差しの苦手なあの子が言った。

帰り道、自転車で突っ切ったあの曲がり角を 君は今でも通っているだろうか
蜜柑色のもとで 君の背中に感じた確かな明日の匂いを
私は今でも歌っているよ
10/07
2005 Fri
ground
私の体は、持ち主を失くしてもちゃんと土に還ってくれるだろうか。

車に撥ねられて猫が死んでいた
ただの毛皮の様に
アスファルトに貼り付いた死
その、におい。

次第に風化して いつかは消えゆくもの

血はいつまでもアスファルトにこびりついて
諦めようとしない
作業服の男がデッキブラシを持ち出したって
頑として認めようとしない

(忘れられていくのが怖い)

もう 色は紅くないのに
色褪せて古くなった茶色のねっとりした痕を
いつまで手放さないつもりなのだろう
10/05
2005 Wed
Re:Re:
腐ってしまわないうちに
狂ってしまわないうちに
わたしが なくなってしまう前に

すべて吐かせてください


どうか、


もう そうするしか ないのに。
10/03
2005 Mon
lim
都合が悪くなるたびに
どんな些細なことも誤魔化してきたから
たった一言話すのにも神経がくたくたになってしまう

ちゃちな言葉遊びは もう おしまい


頭に絡まった糸を一本ずつ解して手繰り寄せたら
きっと もうひとり人間がつくれるね

そいつには なんて名前をつける?

言葉が使えなくなったら
とりあえず甘いものをたくさん食べて
気持ちも体も全て誤魔化してしまいましょう

溶けるような虚無という快感が僕を待っている。
10/01
2005 Sat
bug
二十四時間 四六時中 四苦八苦
君と僕は同じ息をした
君はおおきく息を吸い込んだ
僕は君の隣で 空気を探すのにも必死なのに
やさしく微笑んだ君
今までにその手で幾つの虫を殺してきたんだろう

そっと掌をほどいたら
もしかしたら
僕は見てはいけないものを見てしまうかもしれない

僕の視界が真っ赤に染まるその瞬間に
頭に浮かんだ言葉は?

世界が狭すぎて 言葉も音楽も溢れかえっているから
もう僕が言える言葉は何にも残っていない


ああ せめて
ひと目だけでも。
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